耳より!リビングプチコラム

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リフォームのスタッフがお届けする、知っていると役に立つかも?!なプチコラムです。
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Vol.006 太陽光発電の時代へ

『世界では、もう始まっています。地球と子供たちの未来のために・・・』

太陽光

これからは太陽光の時代です。
ずっと同じだけ太陽の光は地球に降り注いでいます。この自然の太陽の力を、人類の知恵である「技術」を使って取り出す太陽光発電は大きな可能性を秘めています。

また、じわじわと進んでいる地球温暖化問題への対策の1つの切り札にもなっています。

太陽光発電は自分の家の屋根や学校の屋上にも設置できる、身近なエネルギーです。簡単に言うと自分のや家やお店、会社、学校などが発電所になります。
現在、太陽光発電を全国の小中学校に設置するための取組が進められているとのことです。学校に太陽光発電が設置されれば、子どもたちが毎日「明日は太陽が出るかな?」「曇ったら嫌だな。」と感じて、太陽を心待ちにしてくれるかもしれません。

太陽光発電が当たり前になる時代がもうすぐそこまで来ているようです。


自宅で使う電気は自宅でつくる一般住宅にも広がる太陽光発電

ある方は、普段からゴミをリサイクルし、冷房温度も28℃を心がけ、新聞でも環境欄のチェックを欠かさないのですが、住宅用太陽光発電にも以前から興味を持っていました。自宅で使う電気を自宅でつくることで、発電に消費される資源を少しでも減らすことができる、という発想に強く惹かれていました。そこで、実際に太陽光発電システムを取り入れることを決心。工事期間など数ヶ月を経て、発電システムは無事稼動を始めました。

太陽光発電

発電された電力量は、専用のモニターで確認できるのですが、この数値を見るのが毎日の楽しみ。ほぼ毎日、使用量を上回る発電量の記録があり、余剰分は電力会社に買い取られます。また、数値を見ることで普段の節電意識もより強くなったそうです。「未来を生きていくこどものためにも、もっといい環境をつくっていきたい。自然エネルギーのよさを、周りの人にも紹介したい」と。早速、興味を持った近所の方から「うちでもぜひ取り入れてみたい」という声が上がっているそうです。

またまた、政府では「太陽光発電の買取制度」を、2009年11月1日からの導入にむけて現在準備中です! これにより、太陽電池を使って家庭でつくられた電力のうち自宅で使わないで余った電力を、1キロワット時(以下kWh)あたり48 円で電力会社に売ることができるようになるのです。この価格は、これまでの約2倍。太陽光発電システム導入にかかる費用も、約10年〜15年で回収できるようになります。この制度により日本の太陽光発電導入量を拡大することで、エネルギー源の多様化に加えて、温暖化対策や経済発展にも大きく貢献できることを期待しています。


太陽光発電の新たな買取制度とは

太陽電池を使って家庭で作られた電力のうち自宅で使わないで余った電力を、1キロワット時あたり48円(※)で10年間電力会社に売ることができるようになります。買取りにかかった費用は、電気を利用する方全員で負担する「全員参加型」の制度となっています。

この制度により日本の太陽光発電導入量を拡大することで、エネルギー源の多様化に加えて、温暖化対策や経済発展にも大きく貢献できるものと期待されます。

  • (※)当初は住宅用は48円、非住宅用は24円
       自家発電設備併設の場合は住宅、非住宅それぞれ39円、20円
  • 参考:資源エネルギー庁新エネルギー対策課 経済産業省