- 隔月15日更新!
リフォームのスタッフがお届けする、知っていると役に立つかも?!なプチコラムです。
Vol.012 トイレに『手すり』は当たり前
日本は他の外国に例を見ない早さで人口の高齢化が進んでおり、21世紀のなかばには国民の3人に1人が65歳以上という超高齢社会の到来が予測されています。そこで将来生活に欠かせなくなってくる小さな助っ人、手すりを詳しく紹介します。
- 手すりの設置はすでに普通です
- 新築で手すり設置率は浴室・階段では約90%あります。またトイレでは50%です。すでに手すりを取り付けることは特別なことではなく、普通のこととなりました。
- 知ってますか?家庭内事故が以外と多いこと
- 家庭内での事故死の原因は浴室内での溺死などの次に同一平面での転倒が多くなっています。年齢別にみると65歳以上の方が多く、全体の約85%以上を占めています。
- 手すり選びのポイントとは・・
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縦手すり
玄関では靴の履き替え、上下移動に、トイレでは座る際と立ち上がる際に最適な縦手すり。
手触りがよく、温かみがある天然木の手すりがいいですよ。
横手すり
特に通路、廊下に安心感を与えます。上記はTOTO製 廊下階段手すり(メープルタイプ)
移動用横手すり
手すりの高さは上記のような750o〜850oです。とっさの際に、大事故から守ってくれますので正しい位置に取付ましょう。
安全面や使いやすさを考慮して、取り付ける位置には基準が定められています。事前に寸法をきちんと計っておくことが大切です。また、取り付け時に注意するのが壁の強度です。石膏ボードなどの中空壁の場合は、間柱のある位置等の確認が必要です。またタイル等へ設置も穴あけ施工も必要です。きっちりとした施工などお気軽にご相談ください。
浴室出入り口、オフセット手すりで入る時も出る時もスムーズに使えて便利です。
トイレ内手すり、下地が石膏ボードの為補強板+T型手すりの設置例
- 参考:TOTO 伊賀市K様邸 名張市Y様邸