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エンジンオイルハンディチェッカー
(出光式塩基価チェックキット)

エンジンオイルハンディチェッカー(出光式塩基価チェックキット)

出光式塩基価チェックキットの使い方

このテストキットは、ディーゼルエンジンオイルの塩基価を簡易的に推定するためのものであり、使用油の劣化度合を容易に判定することができます。

1.使用方法

  1. 試験用ろ紙(短冊状)の中心にスポイトを用いて指示薬を2〜3滴、滴下します。
  2. 指示薬が十分ろ紙に浸透してから(30〜60秒)、すぐに指示薬斑点(スポット)の中心に小型スプーンで使用湯を1滴、滴下します。
  3. 10分間静置した後、2枚のガラス板にはさみ、呈色した帯の幅を目盛ガラスで読みとります。

2.判定方法

斑点は通常 図1のようになります。外側に黄褐色の鉱油部分、中央に黒色のカーボンやスラッジの凝集した部分があり、そのまわりに残存する塩基性成分が青く発色した帯状に現れます。
この青く発色した帯の幅と塩基価との関係は図2のようになります。

図1 判定模型図/図2 判定幅と塩基価との関係

3.測定範囲および精度

  1. 測定範囲:塩基価1〜4
  2. 精度:塩基価1〜4のものについて、JIS K2502「石油製品中和価試験方法」に基づく測定値に対する偏差は、-0.5、+1.0です。

4.ご注意

  1. 採取後長時間放置した試料はよくふりまぜて下さい。
  2. 斑点は2〜3時間では変色しませんので、判定はその間に行って下さい。但し1日以上放置すると変色します。
  3. 試験器具は、直射日光、火気、酸、アルカリ性ガスを避けて保存して下さい。
  4. 手や衣服に指示薬が付着しないように注意して下さい。手に触れたときは、十分に水洗いした後、石鹸で洗って下さい。

5.対象油種

この試験によって塩基価を推定できる対象油種は、弊社の次のものです。

  • Ap.スーパージーゼルマルチ
  • Ap.カスタムワイドSS
  • Ap.カスタムワイドXL
  • Ap.スーパーワイド
  • Ap.カスタムワイド
  • Ap.タフランナー
  • Ap.カスタムワイドマスター
  • Ap.ベストジーゼル
  • Ap.ジーゼルモーチブカスタム
  • Ap.ジーゼルモーチブS-300
  • Ap.ジーゼルモーチブ
  • Dn.マリンオイルSX
  • Dn.マリンオイルSS

クイックメンテナーの使い方

オイル交換の時、指についた汚れは指紋の中に入りこんで、黒っぽく見えます。クイックメンテナーは、この指紋の原理を応用したもので一定の表面粗さを設けたガラスの上にオイルを滴下するだけで、オイルの汚れ(不溶解分)を色の濃淡で判定できます。

クイックメンテナーの使い方 クイックメンテナーの判定基準 汚損判定基準カラー表

尚、オイルの汚損が激しい場合は、
●排気黒煙が多いか否か
●オイルメンテナンス期間はどのくらいか
●カタカナ異音がしていないか
等に留意して、次の要領にてオイル交換されることをおすすめします。

オイル交換のポイント
  1. 必ずドレンプラグからオイルを抜き取る。
  2. 油温が高いうちにオイルを抜き取る。(油温が高ければ粘度が低くなるため、オイルの抜けがよくなる)
  3. オイルの劣化が著しくドロドロになっている場合には、フラッシングオイルで内部を30分間洗浄する。
  4. 良質のエンジンオイルで給油をする。
  5. 正しいオイルレベルを守る。入れすぎに注意する。
  6. オイルフィルターも交換する。